国税庁発表 従来型機 撤廃目指す

 国税庁が発表した平成20年4月1日現在の「酒類自動販売機の設置状況」によると、酒類の購入者の年齢を確認できない従来型酒類自動販売機(従来型機)の設置台数は平成8年3月末の18万5800台の6・9%にまで減少した1万2800台となっている。同庁が発表した酒類自動販売機の設置状況は次のとおり。

 <酒類自動販売機の設置状況について>

 (1)調査の目的

 未成年者の飲酒を防止するために、購入者の年齢を確認した上で酒類を販売することが求められている。しかし、従来型の酒類自動販売機(以下「従来型機」)による販売には購入者の年齢を識別できないなどの点で問題があるとの指摘がなされている。そのため、全国小売酒販組合中央会は平成7年5月の総会で従来型機の撤廃を決議し、自主的な撤廃を進めてきた。国税庁では従来型機の撤廃に向けた自主的な取り組みの推進を促すため、毎年4月1日現在の酒類自動販売機の設置状況を調査している。

 (2)平成20年4月1日現在の酒類自動販売機の設置状況

 全国小売酒販組合中央会の撤廃決議直後の平成8年3月31日現在の全国の従来型機の設置台数18万5800台に対し、平成20年4月1日現在の従来型機の設置台数は1万2800台となっており、その残存率(平成8年3月31日現在の設置台数を100%とした場合)は6・9%となっている。また、平成20年4月1日現在の従来型機の設置台数(1万2800台)のうち、今後撤廃予定などのものは2800台。なお、従来型機を撤廃していない主な理由としては「酒類自動販売機を撤廃した場合、売り上げが減少する」「撤廃費用または購入者の年齢を確認できるように改良された酒類自動販売機(改良型機)への切り替え費用の負担が難しい」「周辺の酒販店が撤廃していない」などが挙げられている。(平成20年4月1日現在の酒類自動販売機の設置状況などは別表のとおり)

 (3)今後の取り組み

 従来型機については残存率6・9%まで撤廃が進んでおり、国税庁としては引き続き全国小売酒販組合中央会などとも連携して、従来型機の撤廃および改良型機への移行を促し、より長期的にはすべての酒類自動販売機の撤廃に向けた取り組みについて見当を進めていくこととしている。

(掲載日:2008年11月04日)

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