ミツカン上期業績 国内事業は4%増

  【東京】ミツカングループは11月6日、2008年度上期業績発表会を中央区新川のミツカン東京フォーラムで開催した。

 冒頭、塚崎和彦ミツカングループ専務取締役は、グループ全体の上期の概況について発表を行い、「今年度上期は、ぽん酢、つゆ、納豆などが好調に推移し、国内グループ合計は662億円、前年比4%増、と、前年割れだった昨年から伸び、業績回復の確かな手応えを感じた。海外グループ合計は129億円、16%増を示し、国際化の進行も着実に進めることができた」と説明した。

 また、海外事業について、「アメリカでは4月にインペリアルブランド社の食酢・クッキングワイン部門を買収し、生産拠点再編の取り組みを開催。イギリスでは食酢事業が堅調に推移、また中国では事業体制の再編を行い、『味滋康』ブランドの食酢製品の生産を開始した。さらに4月、日本食事業開発センターを設立し、絵画の日本食事業の強化を図っている」とさらなる国際化に向けた戦略を示した。

 さらに、「2009年3月から3事業カンパニーを1つの会社に統合し『株式会社ミツカン』とする。新しい事業会社となる『株式会社ミツカン』は、3つのビジネスユニットに分かれ、2つの支社でビジネスを展開するなど、効率的な生販体制を執り行っていく」と新体制への移行について説明を行った。

 続いて、各事業の概況について、各事業代表が次のとおり発表した。

  【ミツカンドライ事業カンパニー概況(家庭用)】(香川純代表取締役社長)食酢、ぽん酢、つゆグループが前年を上回ったことにより、2008年度上期の売上実績は377億円、5%増と好調を示した。米飯グループも好調に推移した。

 食酢グループは、穀物酢、米酢、すし酢を中心とした調理用用途で前年を上回り好調に推移し、135億円、2%増となった。ぽん酢グループは、66億円、9%増と好調に推移。連続してさまざまなメニュー提案を実施し、汎用性を拡大した。つゆグループは、エリア別、得意先別、商品別に綿密な計画で取り組みシェアをアップ、61億円、15%増を示した。

 下期の政策については、食酢グループは、9月1日から穀物酢、リンゴ酢、すし酢の価格改定を実施するとともに、大量のテレビCM投下を中心としたメディアミクスのコミュニケーションときめ細かい店頭活動で需要拡大を目指していく。ぽん酢グループは、「みんなにウケる鍋プロジェクト!」で「お鍋だと、みんな野菜が好きになる。食べよう鍋野菜」をテーマに、鍋メニューを核とした需要拡大を図る。つゆグループは、恒例の年末最需要気でのテレビCM投下と、「食酢のさっぱり煮キャンペーン」の中で「お酢と追いがつおつゆで、よりさっぱり煮ができます」という新しい提案の実施で拡売を図っていく。

(掲載日:2008年11月19日)
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