民間の信用調査会社、帝国データバンクによると、10月の全国企業倒産件数は1231件にのぼり、これまでの企業倒産を上回る不況事態に陥っていて、景気の後退、原料高、コストアップ、資金繰りなど苦しむ中小企業・零細企業の倒産が全業種で増加するおそれを懸念している。
同社が発表した今年10月の酒類販売業者倒産業者は6件で、今年夏以降、漸増の傾向が懸念されていた。平成20年1月-10月までの酒類販売業者の倒産件数は51件で、昨年1月-10月の60件に追いついてきているし、酒類販売業者倒産に係る負債総額はだんだん大規模化している。今年10月までの酒類業者倒産の負債総額は322億円に達し、前年同期の倒産企業の負債総額93億3000万円よりも大幅に増大しており、今後も倒産酒販店の負債額の大口化が心配されている。
今年1-10月の酒類販売業者倒産件数(前年比)は、▽1月=5件(12件)▽2月=4件(4件)▽3月=11件(5件)▽4月=6件(7件)▽5月=3件(7件)▽6月=4件(8件)▽7月=3件(6件)▽8月=4件(5件)▽9月=5件(2件)▽10月=6件(4件)--の状況。
また、今年1-10月のスーパーマーケットの企業倒産件数は63件で、前年同期の52件よりも11件減少している。