アサヒビールは、三商行股份有限公司と台湾における酒類、飲料、食品を販売する合弁会社を設立することで合意し、9月30日合弁契約に調印した。
三商行股份有限公司は、台湾国内において生活関連・流通業を中心に、百貨店、外食、食品、ディスカウントストアのみならず、金融、保険、IT、メディアなどへの多角化を積極的に推進し業績拡大を遂げている総合商社となっている。今回、合意した合弁スキームでは、三商行股份有限公司が新会社を設立し、その新会社がアサヒビールに対して第三者割当増資を実施する。新会社の名称は「三商朝日股份有限公司」で、出資比率は三商行股份有限公司とアサヒビールが共に各50%を取得する。両社合計の出資額は約8億円となる。
新会社では、2013年には100万ケース以上のビール販売数量を目指し、またその他酒類、飲料、食品の大幅売上増も目指していく。
今回の合意は、台湾の流通市場構造が大きく変化するなかで、三商行股份有限公司がもつ台湾最大規模の全国網羅の直販体制と、アサヒビールグループのマーケティングのノウハウを活用することで、台湾市場での総合酒類販売会社としての地位を確立するとともに、アサヒビールブランドの競争力拡大を図っていくことで両社の考えが合致したもの。
アサヒビールは、今回の合弁会社設立など各国における有力なパートナーとの提携を強化した海外戦略を展開することで、東アジアを中心にアサヒビールグループのプレゼンス拡大を目指していく。