【仙台】酒量販チェーン大手のやまや(本社・仙台市宮城野区、山内英靖社長)は、今年2月に経営破綻し、民事再生を申請している大阪の前田(酒量販チェーン「楽市」を展開)の酒類小売事業の承継を目的に、同社が100%出資する子会社、「楽市株式会社」を設立、8月4日に開催した同社の取締役会で承認された。
新会社の設立は7月24日。社長には同社の山内英靖社長が就任した。
今回の新会社設立は、6月24日に前田との間に締結した「事業承継に関する基本合意」に基づき、新会社を承継会社とし、前田を分割会社とする吸収分割を行った上で、酒量販店「楽市」49店舗の事業を引き継ぐというもの。新役員に山内氏の社長就任は決定しているが、他の役員については現在のところ未定。
楽市株式会社の今後の見通しについて、同社では「当社の連結グループの中核企業として、業容の拡大を図っていくが、21年3月期における連結業績への影響等については、現在精査中だ」としている。