日本リターナブルびん普及協会(渡辺四朗会長)は6月23日、第9回定時総会を開催し、平成19年度事業報告と会計報告を承認したのち、平成20年度事業計画と同年度予算案を原案通り決定した。
渡辺会長は、あいさつの中で「当協会は平成11年2月に設立し、10期でR720mlびんが3043万本を投入できた。平成19年度は690万本を出荷し、前年度の551万本に比べ25%も増加した。清酒の需要が低迷し1・8lびんが減少している中で、R720mlびんがこれだけ伸びているのは特筆すべきで、今後も一層の普及に注力したい。今後、1-2年で大台の1000万本に乗せたい。当協会はホームページで、われわれの活動状況をさらに詳しく説明、PRし続けていきたい」と強調した。
■平成19年度事業報告
平成19年度のR720ml新びんの投入数量は約690万本と前期比25%増加した。とりわけ活動初期から販売を継続している地域では認知度の高まりとともに、地元での拡販が進んできている(新潟県・福島県・岡山県・北海道・栃木県・宮城県・長野県など)。R720mlびんの総投入数量は約3040万本となり、中容量リターナブルびんという重要な役割の担い手として着実に成長してきている。また、今期は経済産業省リサイクル推進課への訪問をはじめ、環境省所管の社団法人でリターナブルびんに関するモデル事業を行っている社団法人環境生活文化機構の視察調査に協力するなど、外部団体との新しいチャンネルも開けた。これらの関係官庁および諸団体との連携をさらに深め、リユースびんとしての認知度を上げていくことが今後の課題だ。
■平成20年度事業計画
R720mlびんの順調な伸び率は小容量化傾向が進行しているアルコール業界の現状を映したものであると同時に、社会全体のなかで環境問題に対する意識が高まっていることを表わしており、中容量のリターナブルびんとしてR720mlびんの占める役割はますます重要になっていくものと考えられる。このため、R720mlびんを円滑に回収しリユースしていくことが今後の重要な課題となってくる。中容量リターナブルびんの趣旨に賛同してくださるメーカーを募るとともに、回収されたR720mlびんが再使用可能であることを広く世間にアピールし、それを実践することが必要だ。
なお、R720mlびんの総出荷本数3043万本の内訳は「茶びん」が2161万本、「EG」が859万本、「黒」が18万5000本となっている。