フジタ精米人が創業60周年 スローガンは「玄」点に還ろう

 【兵庫】主食米をはじめ、原材料米の世界で、特に醸造米、すなわち清酒用や焼酎用、ビールの副原料などでは業界一の実績と技術力を持つ㈱フジタ精米人(小野市河合中町字蓬莱83―12、藤田覚社長)が創業60周年を迎えた。10日、同社全従業員と一部協力関係機関、会社約60人が参加し西神オリエンタルホテルで落語家の桂きん太郎さんの記念講演、落語で楽しみ、懇親パーティーを開催。なお当日、同社が所在する小野市内小中、特別支援学校13校に60周年記念の事業の一環として素晴らしい子供たちが地元から巣立っていってくれることを願ってプロジェクタを寄贈した。

 ■藤田社長あいさつ

 第33期決算は、売り上げこそ横ばいながら、経常利益は前期より1000万円から2000万円ほど増の見込み。世界規模での食糧問題、一方国内は依然米余り現象に歯止めがかからず不透明感が増しているが、そんな国内外のギャップのある事情にこそ私たちの会社の社会的使命があり、大きなビジネスチャンスを見出す事ができる。今後も米をメインに考えていくのにはいささかのブレもなく、よりメーカー色を出し、よりオリジナリティ溢れる商品をクリエイトしていきたい。創業60周年のスローガンは「玄」点に還ろう。その第一は創業時に帰って取り組み直す、二は米を加工していく可能性を再度元の玄米の段階から見つめ直す、三は米を扱うプロとしての自覚を今一度持ち直す、という意味。

 〔沿革〕昭和23年に故藤田健二郎氏が米の賃つき加工業者として事業を開始、昭和50年に藤田精米精麦㈱設立、以来、加古川河畔に第二工場設立、醸造原料の多様化に伴い米穀粉の製造を開始、低温貯蔵倉庫を建設。昭和60年原料倉庫を建設、翌年選別工場ラインを整える。平成6年主食米の精米力アップのため第四工場建設、社名を株式会社フジタ精米人に改め、本格的な米総合ビジネス企業に革新。以後、食糧事務所より検査場の指定を受け、山田錦をはじめ計画外米の検査を開始。平成14年ISO9001(2000年版)の認証を取得、有機JAS資格業者として認定を取得。その後、学校給食用パンの原料となる山田錦の米粉の製粉を開始、麺特性の強い「ふくほの香」という国産小麦の育成に精麦、製粉などでの深いかかわりがスタートするなど、業容を整備拡大し、平成20年に創業60周年を迎えた。

(掲載日:2008年06月16日)

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jyokai.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2233


<最近の記事>

  • 若竹屋酒造場 伝える力はぐくむ

  • わんまいる 新年大会「絆」フェスタ

  • 平成20FY酒類消費数量 852万klで2.8%減少

  • 高松小売と県業務用品部会 今年から合同で新年会

  • メルシャン事業方針 2010年は2%増を目指す

  • 11月洋酒出荷 13万7千klで16%増 

  • 明治屋 高島屋大阪店に新店

  • サントリー 国産最軽量2lペットを発表

  • ビール酒造組合 CMの自主基準を強化

  • “広島の酒”東京でPR 「ふるさと祭り東京」に初出展

  • 当サイトに掲載の記事・写真・図表等の無断転載を禁じます。
    著作権は、株式会社 醸界タイムス社に帰属します。
    Copyright© 2010 The Jyokai Times. All rights reserved.
    個人情報リンクトラックバック