今年5月のビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は50万8000klで、前年の51万8000klに比べ1・9%減少と、3カ月連続で前年を下回った。分野別の出荷状況はビールが前年比5・5%減少。発泡酒が9・1%の減少。新ジャンル酒類は16・3%増と大幅伸長し、新ジャンル酒類のみが前年を上回った。今年1-5月累計のビール類の課税出荷数量は219万klを出荷したのものの、ビールと発泡酒が減少したため前年の225万7000klに比べ3%減少となった。ジャンル別数量はビール前年比6・5%減少し、発泡酒は5・1%減少。新ジャンル酒類は9・1%の増加となった。
ビール酒造組合、発泡酒の税制を考える会などがまとめた、ビール大手メーカー5社の5月分ビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は50万8450klで、前年の51万8366klに比べ1・9%減少した。ジャンル別の出荷動向は▽ビール=26万288klを出荷したが、前年の27万5394klに比べ5・5%減▽発泡酒=12万3557klで、前年の13万5857klに比べ9・1%減▽新ジャンル酒類=12万4605klを出荷し、前年の10万7115klに対し16・3%の大幅増ーーの状況となっており、新ジャンル酒類がひとりプラスの状況。
新ジャンル酒類の需要拡大の要因は、食品類などの相次ぐ値上げの影響、景況感の低下などのため消費者の生計、家計支出の引き締め意識が高まり、ビール類への消費者ニーズも価格の低い商品を選好する傾向が強まっていることなどとみられる。需要が伸長する新ジャンル酒類は5月で発泡酒の数量を抜き、単月で発泡酒を超えたのは25カ月ぶり。
今年1-5月累計のビール類の課税出荷数量は218万9636klで、前年同期の225万7448klに比べ3%減少した。ジャンル別の出荷状況は▽ビール=113万2071klで、前年比6・5%減▽発泡酒=56万2737klを出荷したが、5・1%減▽新ジャンル酒類=49万4828klで9・1%の大幅増加ーーの状況で、1-5月累計でも新ジャンル酒類のみが前年を上回った。
ビール酒造組合がまとめた5月分のビール市場動向によると、5月は気温の変動が大きく台風の影響もあったとしている。5月分のビール容器別販売動向(前年比)は▽びん=90・4%▽缶=94・6%▽樽・タンク=97・4%ーーで、今年1―5月では▽びん=90・5%▽缶=92・2%▽樽・タンク=97・7%ーーの状況。また、5月分の用途別販売動向は業務用が前年比96・0%、家庭用が93・3%で、1-5月では業務用が96・2%、家庭用が91・1%となっている。