伊藤忠食品中間決算 スーパー、CVS向け増加

 【大阪】伊藤忠食品(濱口泰三社長)は5月13日、大阪市中央区の同社大阪本社で第90期中間決算を発表した。

 同中間期の決算概況は、売上高2877億8300万円で前期比102・3%、売上総利益300億5000万円で102・6%、営業利益25億9800万円で98・4%、経常利益26億5700万円で103・4%、中間純利益15億9100万円で110・7%の増収増益決算となった。

 濱口社長は、同中間期の内容について、「営業利益はマイナスとなったが、ほかはすべて前期を上回る増収増益決算になった。ただ、計画比は中間期純利益が102・6%と上回ったほかは、すべてマイナスとなった。売上高は、ここ数年順調に増加しており、物流収入手数料も安定期に入った。売り上げの増加は、セブンイレブン、イオングループ、オーケー、いなげや、ライフなど、主要取引先の売上高が伸びたことが大きい。売上総利益は、目標にしていた300億円には、わずかに届かなかったが、前期比102・6%と順調に伸びている。営業利益は、売上総利益が7億5400万円伸びる一方で、販管費が7億9700万円増加、特に物流関連費用が4億5200万円増加し、全体で1・6%のマイナスとなった。経常利益は営業外損益が1億3000万円プラスとなったことで、前期比3・6%増加、中間純利益も、経常利益の増加や特別損失の減少などで10・7%の増加となった」と説明。増収増益の理由について「卸が伸びていくには、いかに成長する得意先と取引をしていけるかにかかっている」と述べた。

 今後の課題については、現在34カ所ある汎用物流センターの統廃合を進めて固定費の削減を図り、生産性の向上を図ることをあげた。来年3月期までには実現する予定だ。

 今期の通期業績目標については、売上高6000億円(前期比102・9%)、営業利益52億円(同104・1%)、経常利益50億円(同109・8%)、当期純利益30億円(同121・4%)を当初の予定どおり目標にしていく。

(掲載日:2008年05月20日)

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