【福岡】久留米商工会議所(本村康人会頭)は3月25日、久留米市内のホテルで「久留米の新酒を楽しむ会」を催した。会議所会員の交流を深め、地元久留米の日本酒をPRするもので、3回目の開催。日本酒の蔵元の数が18と、単独市としては全国2位の久留米をアピールした。
平成17年2月、1市4町(久留米市、三井郡北野町、三潴郡三潴町、同郡城島町、浮羽郡田主丸町)の合併によって、久留米市は全国有数の酒どころに。日本酒の実製造場が最も多い京都市(27場)に次ぎ、神戸市(18場)と並ぶ。
楽しむ会は酒どころ・久留米をアピールする格好の機会で、福岡国税局、久留米税務署、久留米市が後援。福岡県酒造組合が協力のもと、当日は久留米市内にある日本酒の全メーカー18社が出展した。会はその他、地元の6商工会が協力。(社)久留米法人会が協賛した。
今回の会には、会議所会員270人、来賓30人の計300人が参加。久留米の18の蔵元は、新酒をメインに約60種の日本酒を揃え、ブースに立って商品説明など行った。参加者は、5つのタイプの日本酒の利き当てに挑戦した後、料理とともに地元久留米の日本酒を堪能。筑後酒造り唄が披露され、出展蔵の紹介もあった。
同会議所本村会頭は、久留米市の酒類卸、(株)本村商店の社長で、福岡県卸酒販組合・副理事長。主催者あいさつのなかで、「久留米商工会議所は5千余の会員を擁し、“小さな企業の大きな元気”を目指し前に進んでいる。酒どころ・久留米の、本当のおいしい地酒を十分に堪能していただきたい」と語り、“地域資源”である地元の日本酒蔵を誇った。福岡局・戸田聡局長は、「地酒振興のための会が盛大に開催される」ことへ感謝の辞を述べた。
久留米市・江藤守國市長は、「久留米市には18社の蔵元があり、これは人口10万人当たりでは全国で一番多い。筑後川に恵まれ、長年継承されてきた産業。久留米市は今年4月に中核市に移行するが、地域ブランドを形成していくなかで、大きな象徴として日本酒を、全国に売り出していく必要がある」と訴え、地元の蔵元へエールを送った。応え、蔵元代表は「数だけでなく、品質においても日本有数の酒どころとの名声を得るよう努力したい」と語った。