【徳島】 徳島県の新酒をPRする「阿波の新酒まつり」が3月22、23両日、JR徳島駅前の「そごう徳島店」6階であり、デパートの来店客や地酒ファンら約500人でにぎわった。県酒造組合の主催で、最終日は午後3時から約2時間、組合が県産酒のファンで組織化する団体「とくとく倶楽部」のメンバーを中心に有料で「阿波の新酒を楽しむ会」も開かれ、人気を集めた。
新酒まつりは、初日午前10時から2階正面玄関ロビーステージで飯泉(いいずみ)嘉門知事らがオープニングの鏡開きをしてスタート。鏡開きの樽酒や先着100人にプレゼントする甘酒が盛大に振る舞われた。6階有名陶磁器「たち吉」の売り場横にある特設会場をメインに参加者らは午後2時からゲストに招かれた笑福亭学光さんの落語を楽しんだ。
酒器や酒造りの道具、蔵元のハッピなどが飾られた会場は、メーカーお勧めの逸品に加え、今年から県鑑評会の出品酒もきき酒できるようにしたほか、一般消費者を対象にした「きき酒大会」の地区予選も5点マッチング方式で実施。地酒の試飲販売コーナーではデパート関係者も接客し、熱心に地酒を売り込んだ。
徳島の地酒業界は、県を中心に地元自治体や行政が支援する地産地消の追い風に乗って活気を帯び始めている。四国4県で2月からスタートした大規模なスタンプラリー地酒88カ所巡りも香川に次いで3月5日に第1号の達成者が誕生。板野郡北島町の会社代表、山田啓功(ひろよし)さんが初日の表彰式で場内の拍手を浴びた。