3月分ビール類課税出荷状況 41万7千klで19%減

 3月分のビール類(ビール+発泡酒+新ジャンル酒類)のビール大手5社の課税出荷数量は41万7000klで、前年の51万3000klに比べ18・7%の大幅減少だった。ビールは20万4000klを出荷したが、前年比28・7%の大幅マイナス。発泡酒は10万8000klで13・5%減少。一方で、新ジャンル酒類は10万5000klを出荷し2・9%増加した。ビール、発泡酒の出荷数量が減少したのはアサヒ社などの値上げに伴う仮需要の反動によるものとみられる。今年1-3月累計のビール類出荷数量(第1・四半期出荷状況)は119万9000klで、前年同期の123万klに比べ2・6%減少した。そのうち、ビールが62万6000klで前年比4・9%減少。発泡酒が31万2000klで4・5%減少の一方、新ジャンル酒類は26万klを出荷し、5・8%増加している。

 ビール酒造組合、発泡酒の税制を考える会などがまとめた3月分のビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)課税出荷数量は41万6681klで、前年の51万2555klに比べ18・7%の2ケタの減少(前年より9万5874klのマイナス)となった。

 これは3月から値上げしたアサヒ社の製品に係る仮需要の反動や2月から先行値上げしたキリン社製品の仮需要の影響が残っていた関係もあり、5社合計で出荷が大幅減少した結果となった。

 ジャンル別の3月出荷状況は▽ビール=20万4015klを出荷したが、前年の28万6096klに比べ28・7%の大幅マイナス▽発泡酒=10万7827klで、前年の12万4589klに比べ13・5%減▽新ジャンル酒類=10万4839klで前年の10万1870klに比べ2・9%増--の状況で、ビールと発泡酒は前年より減少し、新ジャンル酒類のみが増加している。

 1-3月累計(第1・四半期)のビール5社のビール類課税出荷状況は119万8717klで、前年同期の123万1315klに比べ2・6%減少(前年同期より3万2598klマイナス)した。うち▽ビール=62万6117klで前年対比4・9%減▽発泡酒=31万2379klで4・5%減▽新ジャンル酒類=26万221klで5・8%増--で、新ジャンル酒類のみが前年より増加している。なお、ビール類1月-3月累計がマイナスとなったのは3年ぶりだ。

 ビール酒造組合がまとめた1-3月のビール市場動向は「3月は2月の大幅増加の反動もあって、前年対比71・3%。1-3月累計では95・1%で、マイナスとなった。容器別販売動向は、びんが前年比91・6%、缶が94・2%、樽・タンクが99・1%の状況。用途別販売動向は業務用が97・6%、家庭用が92・8%の状況」。

 また、発泡酒の税制を考える会がまとめた1-3月の発泡酒市場動向によると「本年3月は値上げによる仮需要もあって前年比86・5%、1-3月累計では95・5%となった。容器別販売動向は、びんが前年比87・1%、缶が95・5%、樽・タンクが98・1%。用途別販売動向は業務用が97・8%、家庭用が95・4%」としている。

(掲載日:2008年04月18日)

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