【高松】高松国税局は4月4日、四国4県で今シーズン醸造された新酒の出来栄えを見る平成19年「四国清酒鑑評会」の結果について成績優秀な最高位の「優等賞」を24製造場(徳島4・香川2・愛媛9・高知9)が受賞したと発表した。清酒メーカーなどを対象に出品酒を公開する「製造技術研究会」は、4月10日午前10時から2時間同局3階鑑定官室で開かれ、あわせて午後1時から30分間7階第1会議室で「表彰式」も実施された。
4県全体で55場が吟醸107点と純米54点の計161点を出品。県別の内訳は▽徳島9場27点(吟醸18点・純米9点)▽香川7場19点(吟醸13点・純米6点)▽愛媛22場64点(吟醸42点・純米22点)▽高知17場51点(吟醸34点・純米17点)。同局鑑定官室で3月18-19、21の3日間審査した。
発表によると、今年の新酒は軽快で芳醇な味わいで多様な品質の傾向があるのが特徴。同局は「例年並に1-2月の安定した寒冷な気候に恵まれ、蔵元の巧みな酒造技術が発揮されて高品質の清酒が醸された。良質なコメの旨みが引き出された『吟醸酒』については、酵母の生成による果実のような香りがほどよく調和してすっきりした風味に仕上がり、純米酒は品質の特徴が良く出てマグロの刺身との相性も見るべきものがあった」としている。
平成19酒造年度は、アルコール20度換算で前年より17・6%少ない9358klが製造される見込みで、15・6度の市販酒換算では1万1354kl。優等賞24場(氏名は製造責任者)は次の通り。
【徳島】▽吉本醸造(株)(眉山)吉本直弘▽日新酒類(株)太閤酒造場(瓢太閤)森下寛▽司菊酒造(株)(司菊)苛原靖▽(名)中和商店(今小町)上田穰
【香川】▽西野金陵(株)多度津蔵(金陵)山口一弘▽西野金陵(株)八幡蔵(金陵)酒井史朗
【愛媛】▽栄光酒造(株)(酒仙栄光)岡田彦男▽協和酒造(株)(初雪盃)井上藤樹▽雪雀酒造(株)(雪雀)石田久雄▽(株)八木酒造部(山丹正宗)村上浩由▽西本酒造(株)(虎の尾)西本勝▽川亀酒造(資)(川亀)二宮靖▽石鎚酒造(株)(石鎚)越智稔▽首藤酒造(株)(寿喜心)首藤壮一郎▽武田酒造(株)(日本心)上田益男
【高知】▽酔鯨酒造(株)(酔鯨)土居教治▽(有)仙頭酒造場(土佐しらぎく)仙頭竜太▽土佐鶴酒造(株)北大野工場千寿蔵(土佐鶴)福留幸一▽土佐鶴酒造(株)北大野工場天平蔵(土佐鶴)池田健司▽土佐鶴酒造(株)本社工場(土佐鶴)粂野敦志▽(株)アリサワ(文佳人)有澤浩輔▽高木酒造(株)(豊の梅)高木直之▽司牡丹酒造(株)(司牡丹)浅野徹▽亀泉酒造(株)(亀泉)西原一民