【広島】 西条酒造協会(前垣壽男理事長)は3月21日、西条清酒品評会を開催した。今年は、9社14蔵から25点の新酒が出品され、広島国税局鑑定官室の筒井謙之室長を審査長に、酒類総合研究所、食品工業技術センターなどから選出された11人の審査員が審査を行った。審査の結果、最高位の最優秀賞には賀茂鶴酒造御薗蔵が輝いた。
審査長を務めた筒井室長は、「昨年は酒造期の初めから12月までは温暖な気候だったが、酒造最盛期である1月からは安定して寒冷な気候が続き、近年には珍しく酒造りに適した年だった。製成酒は華やかな香りときれいな中にもしっかりした旨みを持ち、香味の調和がとれたすばらしい味わいのものが多数あった」と評価した。
前垣理事長は、「清酒市場は長く低迷期にあるが、ここへきて関東などでは話題が戻りつつある。しかし、まだまだ厳しい中にいるのには違いない。当協会としても、英知を結集して新たなことに挑戦していこうと、西条酒のJAPANブランド化を推進してきた。今後も西条らしい酒をもっと出し、西条からさまざまなことを発信していきたいと考えている」と話した。