【大阪】一ノ蔵(宮城県大崎市、松本善文社長)は、4月11日に太閤園迎賓館(大阪市都島区)にて「第16回大阪・一ノ蔵を楽しむ会」を開催した。
同会は、宮城の同社のお酒を他県の人たちに知ってもらうには、飲んでもらうのが一番と考え、各地で開いている。
松本社長は「『伝統的なおいしさを持つ日本酒造りの継承と発展を目指す』この想いはより良い原料米の確保を願い農業への参入まで広がり、昨年の経営方針を“一ノ蔵型第六次産業”という言葉に込めて実現を目指す事にしている。米作りを中心とした第一次産業、酒造りの第二次産業、販売・サービスの第三次産業、この一次から三次までを掛け合わせた、新しい蔵元の形を構築したい」とあいさつした。
会場は約500人の来場者で賑わい、女性の愛飲者が多い人気の低アルコール酒「ひめぜん」を中心に華やいだ空間となっていた。
会場では、タンク酒の特別純米生原酒薄にごり非売品・純米大吟醸松山天(しょうざんてん)・発泡清酒すず音・特別純米酒・熟成酒招膳(しょうぜん)・ひめぜんDry・米米酒・金龍蔵純米吟醸など、日頃手に入りづらいお酒が飲めることもあり、試飲コーナーは列が出来るほどの盛況ぶり。同社のお酒をお店で知り、全種類を飲みにきたと楽しそうに飲んでいる来場者もいて、回を重ねるごとに同社のお酒の知名度が上がってきている。タイムサービスであま酒のシャーベットを配ったり、特賞に有機米仕込純米大吟醸とひとめぼれのセットのほか、豪華な景品が当たる抽選会など、趣向に凝った内容に来場者たちは楽しいひと時を味わっていた。
同会は料理をチケット制にし、“海の幸、山の幸、宮城の幸”をテーブルに取り、ゆっくりとお酒を楽しんでもらえるようにした。「おいしい料理とお酒を毎回楽しみに来ている」と10回も通っている来場者もいたり、「もっと身近に同社のお酒が買える販売店を増やして欲しい」などの意見が多数あった。イベントを開くことで消費者の声を直に聞くことが出来るのがメリットになっており、アンケート酒のコーナーを設け、まだ未発売のお酒を飲んでもらうことで消費者の反応を知るきっかけも作っていた。