【岐阜】岐阜県酒造組合連合会(中島善二会長)は3月28日、第15回岐阜県新酒鑑評会のきき酒および表彰授与式を岐阜市のホテルグランヴェール岐山で開催した。
今回の鑑評会には第1部(吟醸酒の部)に29場・82点、第2部(純米醸造酒の部)に25場・51点、第3部(本醸造酒の部)に23場・45点の出品があり、審査の結果、次のとおり入賞者が決まり表彰された。
■岐阜県知事賞
▽吟醸酒=五味饗宴(はざま酒造)▽純米醸造酒=玉柏(山田商店)▽本醸造酒=美濃天狗(林酒造)
■岐阜県議会議長賞
▽吟醸酒=花美蔵(白扇酒造)▽純米醸造酒=女城主(岩村醸造)▽本醸造酒=久寿玉正宗(平瀬酒造店)
■連合会会長賞(吟醸酒のみ)
榮一・林本店、ヒカリ百春・小坂酒造場、花美蔵・白扇酒造、玉柏・山田商店、菊花盛・花盛酒造、美濃天狗鼻高々・林酒造、五味饗宴・はざま酒造、女城主・岩村醸造、久寿玉・平瀬酒造店、初緑・高木酒造、蓬莱・渡辺酒造店、白真弓・蒲酒造場
冒頭、あいさつした中島会長は「消費が低迷する中、品質に裏打ちされた岐阜の地酒の売り上げ拡大を図るためには、全国販売の方向に進むことが必要」とし、「全国販売のために所属蔵を紹介する小冊子を製作しているので、拡販に役立ててほしい」と参加者に呼びかけた。
続いて、10年から50年までの永年勤続者14人が「これからも高い技術力で業界を支えてほしい」との労いの言葉と共に中島会長より表彰を受け、老田正夫氏(岐阜県酒造組合連合会前会長)と中野浩氏(岐阜県酒造組合連合会技術顧問)に感謝状が贈られた。
初めて表彰式に参加した古田肇岐阜県知事は、あいさつの中で「海外からの客のお土産に岐阜の地酒を使っている」と話し、「今年は知事賞受賞酒をプレゼントしたい」と笑顔で宣言。「ひいきと思う蔵は、来年がんばって知事賞を獲ってください」とユーモアを交えて激励した後、「継続中の観光キャンペーンの中心は『食と温泉』。どちらも清酒と切り離せない」と応援する姿勢を見せた。