【松山】清酒・焼酎・地ビールなど幅広い製品を造る水口酒造(松山市道後喜多町、水口義継社長)は、松山商工会議所が昨年末に実施した第3回「松山ブランド新製品コンテスト(NEXT・ONE=ネクスト・ワン)」加工食品部門で同社の発泡酒「道後フィズ」が「優秀賞」を受賞したと発表した。全国に通用する製品の発掘や育成を目的としたコンテストで、4種ある同フィズはライムやトマトなど県内特産品を生かした点が評価された。
道後フィズは、同社の地ビール製造技術をベースに「岩城島産ライム」を使って1999年に初めて発売。200ml347円で、バレンタインデー限定「チョコレートフィズ」、伊予の薄墨桜をモチーフにしたチェリー味「サクラフィズ」とシリーズ化。昨年末に久万高原町の高級トマト「桃太郎」を使ったフィズで4製品目を開発するなど地元の特産品にこだわってきた。
コンテストは、工業製品と加工食品の2部門あり、商工会議所が会員企業を対象に製品を公募。いずれも機能性やデザイン性、独創性、市場発展性で厳正に審査した結果11社11品の受賞が決まり、昨年12月21日に表彰式が実施されたという。
同社は、清酒「仁喜多津」の金賞、日本酒チャンピオンズカップ「ベストカップ賞」、道後焼酎「刻太鼓(ときだいこ)」の全日本国際酒類コンクール連続上位入賞と数々の製品で輝かしい業績をおさめたほか、直営レストラン「にきたつ庵」も昨年の松山店づくりコンテストで「会頭賞」を受賞。久万高原トマトフィズに加え、容器が光る焼酎「萬翠(ばんすい)」なども好調で、水口社長は「萬翠も料飲店を中心にファンを増やす一方で、ガジャの四国酒蔵巡りも早々5-6人が訪れるなど今回の受賞は当社にとっても有り難い」と喜びを話した。