国税庁は平成19年年間(19年1月-12月)の酒類課税出荷数量を発表した。それによると、全酒類合計出荷数量(国産酒類と輸入酒類合計)は929万842klで、前年の938万399klに比べ1%の微減と、ほぼ横ばいの状況だ。清酒、連続式蒸留焼酎、ビール、果実酒、ウイスキー類、発泡酒、その他の醸造酒などは減少している反面、単式蒸留焼酎、スピリッツ、リキュールなどの健闘で、酒類の総需要はかろうじて前年並みに推移している。単式蒸留焼酎は前年比1・6%ほど増加し、スピリッツ、リキュールが堅調。一方で、ビールは微減にとどまり、底打ちの気配が見えてきた。
昨年の年間における酒類課税出荷状況は、全酒類合計数量(国産酒類と輸入酒類の合計)が929万842klで、前年の938万399klに比べ1%の微減にとどまった。前々年対比は1・7%減少で3年連続の前年割れだった。
主要酒類の平成19年年間課税出荷数量(前年対比)は▽清酒=67万6000kl(4・7%減)▽連続式蒸留焼酎=47万3000kl(4・8%減)▽単式蒸留焼酎=56万kl(1・6%増)▽ビール=350万kl(1・1%の微減)▽果実酒=23万5000kl(2・6%減)▽ウイスキー=7万5000kl(6・7%減)▽発泡酒=155万kl(2・3%減)▽スピリッツ等=11万8000kl(15・3%増)▽リキュール=102万4000kl(31・2%の著増)--の状況で、前年より増加した酒類は単式蒸留焼酎、みりん、スピリッツ、リキュールなど。清酒、合成清酒、ビール、果実酒、ウイスキー類などは依然伸び悩んでいるが、ビールは対前年比微減で底打ちの気配が見えてきた。
ちなみに、主な酒類についての対前々年比は▽清酒=8・3%減▽連続式蒸留焼酎=7・3%減▽単式蒸留焼酎=4・3%増▽ビール=3%減▽果実酒=7・1%減▽ウイスキー=10・9%減▽発泡酒=13%減▽その他の醸造酒=0・3%増▽スピリッツ=51%増▽リキュール=31・6%増--の状況で、洋酒系の新ジャンル酒類の伸長が目立っている。
主要酒類についての19年度出荷数量の構成比(全酒類中に占める割合)は▽清酒=7・3%で前年比0・3%低下▽連続式蒸留焼酎=5・1%で0・2%低下▽単式蒸留焼酎=6・0%で0・1%上昇▽みりん=1・2%で横ばい▽ビール=前年と同率の37・7%▽果実酒=2・5%で0・1%上昇▽発泡酒=16・7%で0・2%低下▽その他の醸造酒=9・6%で2・1%低下▽スピリッツ=1・3%で0・2%上昇▽リキュール=11・0%で2・7%上昇--と、なった。
平成19年における国産酒類課税出荷数量は894万4931klで、前年の902万9374klに比べ0・9%微減の状況。
また、平成19年の輸入酒類課税移出数量は34万5911klで、前年の35万1025klに比べ1・5%減少した。果実酒の輸入課税出荷数量は15万4835klで、前年の15万7259klに比べ1・5%減少した。