民間の信用調査会社・帝国データバンクが発表した今年1月と2月における全国企業倒産状況によれば、1~2月の酒類販売業者の倒産件数は1月が5件、2月が4件の合計9件で、前年同期の16件(前年1月が12件、2月が4件)に比べ7件減少している。しかし、今年1~2月の酒類販売業者倒産企業の負債総額は229億1000万円にのぼり、前年同期の13億1800万円より激増している。
倒産件数は減少傾向にあるものの、酒類販売業者の倒産が大型化していることは、酒類の消費数量の減少、酒販市場での競争激化によるもので、これらの様相が拡大し酒販業者の経営悪化の状況が今後さらに懸念されている。
2007年度(平成19年度)における酒類販売業の倒産件数は昨年4月~今年2月まででは63件で、前年同期の75件より12件減少しているが、酒類販売業者の倒産は底を打たない厳しい状況が続いている。2007年度における酒類販売業者の倒産件数は、▽4月=7件▽5月=7件▽6月=8件▽7月=6件▽8月=5件▽9月=2件▽10月=4件▽11月=11件▽12月=4件▽1月=5件▽2月=4件--の推移で、その間の負債総額で、306億円に達しており、前年同期に比べ倍増の状況だ。
なお、2007年度の中小スーパーマーケットの倒産件数は64件で、前年度の65件とほぼ横ばいの状態だ。