【大阪】関西の大手酒DSチェーン、(株)スピード(本社=枚方市津田山手、中村明社長)は1月31日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。負債総額は約77億円とみられている。
同社は平成11年1月の設立。関西を中心に酒類・食品を販売するディスカウントストア「スピード」をドミナント展開。昨年は千葉県内に「スピード」4店舗を出店するなど、関東地区へも進出していた。
現在は「スピード」51店舗を展開。ほとんどの店舗で100円均一ショップ「ダイソー」との共同出店の形態をとることで、他のチェーンとの差別化を図っていた。
出店ペースを加速させたことで売上高は伸長したが、個人消費の低迷に加え、急激な店舗展開や新規事業進出の資金負担から借入金の増加を招き、売上高の伸長に資金繰りが追いつかなくなっていた。