サントリー食品カンパニーの事業方針 基幹ブランドを強化

 サントリーは、食品カンパニーの事業方針について発表会見を行い、今年度の事業方針として「成長の持続」と「収益力の強化」を掲げた。

 【2008年事業方針】同社では事業方針として、“1”基幹ブランドのさらなる強化“2”高付加価値商品の積極的投入“3”“健康”をキーワードに“4”海外での事業拡大“5”SCMコスト削減と販促費の効率的運用――の5つを掲げている。

 昨年、販売実績が1000万ケースを超えるブランドは、「伊右衛門」「ウーロン茶」「天然水」「ボス」「ペプシ」など9ブランドから、「黒烏龍茶」「スターバックス・ディスカバリーズ」「ビタミンウォーター」が加わり、12ブランドに拡大した。同社では、これら基幹ブランドのさらなる強化を図っていく。

 さらに、高付加価値商品の積極投入のほか、「野菜カロリー計画」を発売するなど、新たなカテゴリーにおけるブランド確立に挑戦し、着実な成長を目指していく。今年は従来からの、素材や品質にこだわりぬいた「おいしさ」の追求に加え、「健康」に着目した商品展開を強化していく。

 これらの活動により、今年度は3億5600万ケース、前年比2%増の販売を目指していく。

 【主な基幹ブランドの戦略】

“1”「伊右衛門」…“最も上質でおいしいお茶”のポジションを強化。今年度目標は5400万ケース、4%増。

 “2”「ウーロン茶」…特定保健用食品「黒烏龍茶」は、幅広い層に支持され、昨年は1100万ケース、63%増を達成。今年も引き続き、ウーロン茶の持つ本質的な価値を消費者にさらに訴求するためさまざまな活動を展開。「ウーロン茶」「黒烏龍茶」計で5250万ケース、4%増の目指す。

 “3”「天然水」…今春、第3の水源地として、「奥大山ブナの森工場」(鳥取県日野郡江府町)が竣工し、4月から「サントリー天然水・奥大山」が新たにラインアップに加わる。天然水のおいしさや、安心で安全な品質を訴求していく。今年度目標はミネラルウォーター計で5100万ケース、20%増。

 “4”「ボス」…今年は、それぞれのブランド力をさらに強化するため、魅力的なキャンペーンを積極的に展開、新たなラインアップを加え「ボス」の世界をさらに大きく広げていく。6600万ケース、1%増を目指す。

 “5”「ペプシ」…今年は、ゼロカロリーコーラ市場におけるポジションをより強固なものとするべく「ペプシネックス」の中味・パッケージを強化する。今年度目標はベプシブランド計で2700万ケース、5%増。

(掲載日:2008年02月13日)
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