【広島】広島市域の業務用酒販店らで組織する広島親酉会(深川泰平会長)は1月24日、1月例会を開催した。
冒頭、深川会長はあいさつの中で、「円高、株安で昨年から今年にかけて景気の悪い話しが続いている。また、昨年から続く、ガソリンの価格高騰は90%以上が配達業務のわれわれ業務用に大きく影響している。今年は、ビールの値上げに始まり、焼酎などが値上がりとなるが、広島市場は親酉会で市場安定と正常取引をしっかりと守っていく」と述べた。また、来賓に招かれた県小売酒販組合連合会の石川清和会長は、「ガソリン価格が上昇する中、安い値段で商品を運んでも商売が成り立たない。安い価格にもっと怒りを持ってもらいたい。今年は、ぜひとも生販で正常な利益を得ることができる業界にし、年末には怒りから笑いに変われるようがんばっていきたい」と話し、広島山口卸酒販組合の岡田章理事長は、「酒類市場を乱したのはわれわれで、良くするのもわれわれでしかない。今までの反省を十分しながら、今年一年、全力で良い市場作りに努めていこうではないか」と呼びかけた。
また、値上げ問題にからみ、県酒造組合の前垣壽男副会長は、「原油価格や原材料の高騰でコストは上がっている。ビールや焼酎メーカーが値上げする中、残念ながら大手清酒メーカーが動いてくれない。大手が動かないのであれば、中小の有力メーカーだけでも実施したいという考えはある」と、遅くとも今年秋の値上げへ向け、水面下での話し合いが進んでいることを示唆した。