【広島】平成19年秋の褒章で、藍綬褒章を受章した広島山口卸酒販組合の岡田章理事長と黄綬褒章を受章した同組合の濱岡弘道副理事長の受賞祝賀会が2月6日、リーガロイヤルホテル広島で開かれた。1つの組合から2人揃っての受章は極めて異例で、同組合の岡順一、善甫廣文両副理事長が発起人となって酒類業界のみの受章祝賀会を開催した。
「濱岡さんは、見かけからは想像できないが、非常に家族思いの優しい人。大学時代は美術部に属し、今でも美術鑑賞に行ったり仲間と集っては絵を描いている。岡田さんは広商の野球部出身。学生時代はスリムで運動神経は抜群だった。現在は、東広島市の商工会議所会頭など要職も数多くこなしている」と、発起人の一人、岡副理事長が受章者2人を紹介。「卸組合の受章が4人で、そのうち広島から2人も受章した。今後もこのようなダブル受章はない。本当にうれしく思っている」と喜びを語った。
来賓を代表してあいさつをした全国卸売酒販組合中央会の塩本昇専務理事は、「2人とも、中央会や組合業務に長年に渡って貢献され、今回の受章にお喜び申し上げる」と述べ、賀茂鶴酒造の石井泰行会長は、「我が業界は近年、暗いニュースばかりだったが、今回の2人の受章を追い風として、気持ちの良い1年にしたい」と喜びを語った。広島県酒造組合の竹鶴壽夫副会長は、「厳しい環境の中、2人揃っての受章は業界に大きな勇気を与えてくれた。2人ともまだ若いのでますますリーダーとして活躍してもらいたい。お2人はもちろん、奥さまにも感謝を捧げたい」と話した。
岡田理事長は、「このような名誉ある賞を受章して大変うれしく思っている。今後、業界にどのように恩返しをしていけばいいのかを考えなくてはいけない。そろそろ後進に譲ることも考えないといけないが、今、辞めることは業界にさじを投げることになる。明るい業界にして後進に譲れるよう、今後もがんばっていきたい」と謝辞を述べ、濱岡副理事長は、「青天の霹靂。私の性格上、恥ずかしい思いの方が強かった。しかし、お袋に報告したら仏壇の前で『おとうさん、本当によかったのう。弘道が大変な賞をもらった。褒めてやって』と言っているのを聞いてこの歳で涙を流してしまった。今回の受章は周りの人たちのおかげ。これからも一生懸命がんばって組合のため、業界のため努力していきたい」と述べた。