【高知】高知県小売酒販組合連合会(山﨑澄男会長)が日本酒と料理との相性を学ぶ研修が11月25日、高知市福井東町の高知ユースホステル「酒の国共和国」であり、酒販店の組合員ら約10人がソバと日本酒5種との相性などについて約3時間勉強した。高松国税局が主催する活性化研修の一環で、協力した同組合は「好評だった」と今後の成果を期待している。
講師は、高知小売酒販組合(同理事長)の副理事長で、会場のユースホステルを経営する近藤富夫氏が務めた。近藤氏は、大手酒造メーカーの海外拠点に勤務した経験を持つほかきき酒能力に定評があり、県内の酒審会など審査員も担当している。この日は、同氏が勤務したアメリカでの酒造りについても講演がされた。
料理との相性研修では、まず参加者が実際にソバ打ちから体験。次いで日本酒5種(しらぎく・久礼・亀泉・酔鯨・安芸虎)の特徴を記した文字情報などから相性が良いかどうかを予測したあと、実際にざるソバなどとあわせて試食・試飲し、自分の好みの酒を選んで用紙に記入した。事前の印象と違い、古酒などは料理にあわせると意外とまろやかな味わいに変わったり、燗酒で独特の香りが和らいだりしたという。
今回の研修で参加者は、天ぷらや酢の物など他の料理でも日本酒との相性をチェック。組合では「次年度の4月以降もいろいろな研修をしていきたい」と組織の活性化に力を入れている。