サッポロホールディングスは、10月30日に発表した「サッポログループ新経営構想」に基づき、不動産事業の事業拡大および事業価値向上のため、「大阪工場の土地活用計画の方向性」および「北海道地区における不動産事業の新会社設立」について次のとおり発表した。
【サッポロビール大阪工場の土地活用計画の方向性】大阪工場は、昭和36年竣工以来、長年にわたり地域に根ざしたビール製造事業を行ってきたが、平成20年3月の製造停止を予定している。発表以降、当該地並びに周辺状況の調査や情報収集を行うとともに、どのような土地利用とすべきか検討を進めてきたが、その方向性について次のとおり決定した。
(1)今後、当社グループの不動産事業の拡大・成長を目指し、サッポログループの不動産事業を担う恵比寿ガーデンプレイス(株)が、開発に向けた検討を進め、グループの企業価値の最大化を図っていく。
(2)恵比寿ガーデンプレイスは、本格的な調査や情報収集を行うと共に、具体的な開発方針と土地利用計画を策定していく。
(3)平成20年3月の製造停止後、平成21年春頃までに解体工事を完了し、その後行政手続きなどを経て、開発に着手する予定となっている。
【北海道地区における不動産事業の新会社設立】北海道を本拠地とした不動産事業の新会社を設立し、北海道地区における不動産事業の推進体制を強化する。新会社は、当社の子会社である恵比寿ガーデンプレイスの子会社となる。新会社には、現在恵比寿ガーデンプレイスが所有している北海道札幌市の商業施設「サッポロファクトリー」の不動産賃貸事業を譲渡すると共に、他の企業とアライアンスを積極的に進めつつ、スピードをもって事業拡大および事業価値向上を図る。概要は次のとおり。
(1)北海道札幌市に拠点を置く新会社を年内に設立し、北海道地区における不動産事業の拡大成長のための事業基盤整備を行う。
(2)新会社には、知名度の高いサッポロファクトリー賃貸事業を譲渡移管(平成20年3月予定)し、新会社の認知度を早期に高め、スピーディーな事業展開を図ることのできる体制を整える。
(3)平成20年3月時点での新会社の資本金および資本準備金の規模は50億円とし、内5%は地元企業などグループ外企業からの出資を予定している。新会社は、このような体制の下に、パートナー企業を始めとしたほかの企業とのアライアンスを進め、積極的かつスピードを伴った北海道での不動産事業の拡大を進めていく。