【北海道】北海道酒造組合(山崎與四良会長)の通常総会が11月29日、札幌後楽園ホテルで開催された。
平成18年度事業報告、収支計算書の承認また平成19年度事業計画及び予算案並びに賦課金の算定方法の議決など議案が審議され、併せ、北海道酒造協同組合の19年度通常総会議案も審議、いずれも可決承認された。
同組合は組合員数16者、製造場数16場。役員は野口会長が辞任し、新会長に山崎與四良氏が選任(6月20日)。道産清酒は、本州勢力に押されるなどで、道内総消費量に占めるシェアは事業現在21%、需要振興として酒蔵祭りを札幌、旭川で同時開催するなど積極的に事業展開を図ってきた。
特に、来年7月に北海道洞爺湖サミットが開催される。道産清酒を知ってもらう絶好の機会で、同サミットに向けて記念統一ブランド銘柄を製造、6月1日に一斉発売する準備を進めている。11組合員、商品数合計45銘柄(一升瓶と4合瓶で計90)となる見込み。ブランド名は公募され、510の応募がきている。
原料米については、平成18年度は総使用量に占める北海道産米のウエイトは32.6%、道産酒造好適米の「吟風」、「彗星」(本酒造年度から登場)の使用量比較では43.5%と道産米使用量は上昇してきている。「道産米による北海道の地酒」を需要振興の看板にしており、「彗星」で全国新酒鑑評会に1社が金賞受賞し期待感が高まっている。
同協同組合では山崎與四良氏が新理事長に選ばれ、原料米取引、清酒グラス等の資材取引の協同組合事業への組み込み、今後の原料米取引の厳格化について、などの説明と議論が交わされた。
山崎会長は「厳しい環境ではあるが、これからは上に昇るだけ、言いたい事を、言い合える組合運営をしていきたい」とあいさつ、来賓出席の玉川雅之札幌国税局長は「サミットで注目が集まるチャンスを最大限活用して、道産清酒の良さをアピールしていって欲しい」と語った。