【香川】四国大手の清酒メーカー西野金陵(本社・高松市亀井町、西野武明社長)が地元のヒトたちと新酒初しぼりを祝うイベント「祝宴・金陵初しぼり」が11月24日、仲多度郡琴平町のお酒の資料館「金陵の郷(さと)」であり、千人を超える来場者でにぎわった。琴平町と同町観光協会の協力で今年で7回目。祝日3連休の好天に恵まれ、金刀比羅宮の参拝客や家族連れがふるまい酒や地元の踊りなど数々の催しを楽しんだ。
会場の金陵の郷は金刀比羅宮の参道口にあり、参拝客も足をとめる人気スポット。琴平工場を部分改装し、玄関口の「讃酒館」から入ると樹齢約900年の楠の神木がそびえる「くすのき広場」を白壁が取り囲むように酒器を展示する建物「文化館」と「歴史館」でつくられている。この日イベントは午前11時から約4時間あり、参加無料で建物なども無料開放された。
メイン会場のくすのき広場は大勢で埋め尽くされ、甘酒やつきたての餅をふるまうコーナーをはじめ、地元のヒトたちでつくる讃岐うどんやおつまみの天ぷらを販売するコーナーに長蛇の列。瀬戸フィルの演奏や獅子舞、こんぴら船々踊りなどもあり、西野金陵社員の娘さんで菓子作りのパティシエをめざすという竹内沙織さんが酒のリキュールでつくったクッキーやマドレーヌも人気を呼んでいた。
同社は、17日に今シーズンの新酒を初めて搾る「初しぼり」を実施。会場では琴平町長らと盛大な鏡開きをし、飲酒運転防止を喚起しながら来場者に上々の出来栄えの新酒をふるまった。西野信也専務は「初しぼりを祝うイベントで、地元の皆に喜んでもらえれば」と地域活性化の意欲を話していた。