【名古屋】愛知県酒造組合連合会(内藤三郎会長)は12月5日、平成19年度酒造講話会を愛知県産業技術研究所食品工業技術センターで開催した。
この日は、まず「名古屋国税局酒類鑑評会などについて」「平成19酒造年度の酒造りにあたって」のテーマで名古屋国税局課税第二部鑑定官室の佐藤和夫室長と阿久津武広鑑定官が講話。休憩をはさみ「清酒の表示関係などについて」と題し名古屋国税局課税第二部酒税課検査係の岡本明紀係長が、次いで「平成19酒造年度の清酒製造にむけて」と題し、愛知県産業技術研究所食品工業技術センター醗酵技術室の伊藤彰敏技師がそれぞれ講話した。
開会に先立ってあいさつした内藤会長は、来年3月で切れる租税特別措置法に関して「関係官庁と折衝中で良い方向に向かっている感触を得ている」と報告し、あわせて「食品表示に対して消費者の目は厳しくなっている」と出荷に際した注意を喚起。さらに原料高騰に言及し「簡単に値上げできる環境にない現状では、コストの安い原料で良い酒をつくるのが技術者の役目」と語り「清酒需要は今が底。これから上に向かっていくという希望を持って今年の酒づくりに取り組んでほしい」と参加者に呼びかけた。