国税庁鑑定企画官室は、平成18酒造年度(平成18年7月~平成19年6月)における清酒の製造状況を次のとおり発表した。
(1)清酒の製造場数=1381場で、前年度より38場減少した。製造方法別の製造場数は特定名称清酒(純米酒・純米吟醸酒・吟醸酒・本醸造酒)では、▽純米酒=1057場(前年度1044場)▽純米吟醸酒=1155場(1175場)▽吟醸酒=1107場(1136場)▽本醸造酒=1053場(1072場)--の状況で、特定名称清酒以外の清酒の製造場は1098場で、前年度の1153場に比べ55場減少した。
これらの清酒の製造場が清酒全体の製造場中に占める割合は、▽純米酒=76・5%(前年度73・6%)▽純米吟醸酒=83・6%(82・8%)▽吟醸酒=80・2%(80・1%)▽本醸造酒=76・2%(75・5%)--で、特定名称清酒以外の清酒の製造場の割合は79・5%(前年度95・2%)となっている。
(2)清酒の製造数量=平成18酒造年度における清酒の製造数量(アルコール度20度換算数量)は52万4293klで、前年度に比べ0・4%の微増。
そのうち特定名称清酒の製造方法別の製造数量の対前年度比は、▽純米酒=4・3%増▽純米吟醸酒=9・8%増▽吟醸酒=4・0%増▽本醸造酒=3・6%増--で、特定名称酒は軒並み前年度より増産となった。
(3)原料米の使用数量=平成18酒造年度における清酒用原料米は玄米で、28万2256t(前年比3・2%増)を使用し、白米では19万426t(前年比1・7%増)を使用している。酒造用原料米の精米歩合は純米酒が66・0%、純米吟醸酒が52・0%、吟醸酒が51・0%、本醸造酒が65・4%で、清酒全体では精米歩合が66・8%と前年並みとなった。
(4)原料用アルコールの使用量=原料用アルコールの使用数量(アルコール度100度換算)は3万4205klで、前年度に比べ4・2%減少し、白米1t当たりのアルコール使用量は179・6lで、前年度に比べ5・8%減少している。
平成18酒造年度産清酒の平均アルコール分は20・1度。平均日本酒度は1・2度(純米酒1・6度、純米吟醸酒2・5度、吟醸酒4・2度、本醸造酒3・0度で、特定名称清酒以外の清酒は0・4度)の状況だ。