ビール酒造組合と発泡酒の税制を考える会などがまとめた11月分のビール系酒類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は49万7449klで、前年同月の50万3195klに比べ1・1%の微減にとどまった。
ジャンル別の出荷数量(前年対比)は、▽ビール=28万95kl(1・2%減)▽発泡酒=11万4336kl(9・8%減)▽新ジャンル酒類=10万3018kl(10・8%増)--の状況で、新ジャンル酒類だけが前年を上回った。
ビール酒造組合がまとめた11月のビール市場動向によれば、「家庭用市場は、ほぼ前年並みの99・4%だが、業務用市場が前年対比98・1%と約2%減少した。歳暮ギフト市場は前年対比100・6%で前年を上回るスタートだった。11月の容器別のビール販売動向は『びん』が前年比7・3%減、『缶』が1・6%増、『樽・タンク』が99・9%と前年並みの状況」と分析している。
発泡酒の税制を考える会がまとめた発泡酒の11月動向は「昨年同月の新商品発売による増加の反動もあって、前年対比9・8%減少し、7カ月連続のマイナスの状況。容器別販売動向は『びん』が前年比95・3%、『缶』が90・1%、『樽・タンク』が91・6%。用途別販売動向は業務用が前年比93・5%、家庭用が90%と家庭用需要の減り方が大きい」とみている。
今年1-11月累計のビール類総合計課税出荷数量(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)は559万6921klで、前年同期の565万9821klに比べ1・1%の微減で、今年1-10月の対前年比減率と同様の状況だ。
各酒類の出荷数量(前年比)は次のとおり。
▽ビール=306万62kl(1・6%減)▽発泡酒=139万1116kl(3・2%減)▽新ジャンル酒類=114万5743kl(2・9%増)--の状況で、新ジャンル酒類のみが前年を上回っている。
ビールの今年1-11月の容器別販売動向と前年比は、▽びん=90・7%▽缶=103・2%▽樽・タンク=98・0%--の状況。また、同期間のビール用途別販売動向は、業務用が96・4%、家庭用が100・1%で、料飲市場向けの販売が低調気味だ。