日本酒造組合中央会が発表した10月分の全国清酒課税移出数量(概数)は5万7442klで、前年の5万8900klに比べ2・5%減少(前年確数5万8778klに対しては2・3%減)し、8月以降3カ月続けてマイナスの状況となった。
主産地の10月分出荷数量(前年対比)は▽京都府=9690kl(1・9%減)▽兵庫県=1万8222kl(1・9%減)▽新潟県=4302kl(2・8%減)▽福島県=1584kl(4・5%減)▽秋田県=1893kl(4・6%減)▽愛知県=2196kl(0・5%微増)▽広島県=1366kl(3・7%減)――で、愛知県以外は前年を下回った。全国的にみると東京都、千葉県、栃木県、奈良県、和歌山県、滋賀県、山口県、岡山県、北海道の1都1道7県が前年を少し上回っていて、冬場に向けて出荷が幾分上向きの兆しが見えて来た。
10月分のタイプ別清酒出荷状況(前年対比)は▽吟醸酒=3703kl(2・3%増)▽純米吟醸酒=1904kl(1・5%減)▽純米酒=5005kl(2・8%増)で再びプラスに転じた▽本醸造酒=6296kl(6・1%減)▽一般酒=4万2439kl(2・9%減)うち生酒が2571klで0・4%微増――の状況で吟醸酒、純米酒の特定名称酒の出荷が上昇する気配だ。