【東京】キッコーマンは11月8日、「アメリカ進出50周年記念パーティー」を港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催し、各界から約1200人が出席した。
パーティーは、「オーセンティック・アメリカ」をテーマに行われ、会場内では古きアメリカのキッチンを再現するとともに、パネル展示により同社のアメリカでの50年の歩みを振り返った。パーティー冒頭では、アメリカのミュージシャン、キャロル・キングさんによるコンサートを行い、来場者はその美声に酔いしれた。
来賓あいさつには小泉純一郎元首相が立ち、「アメリカで寿司の人気が非常に高まっているが、これに醤油がなかったらと思うとゾッとする。アメリカで生の魚を食べること、そして寿司をここまで広めたのも、キッコーマンの力によるものだと思う。今や、日本人にとってもアメリカ人にとっても醤油はなくてはならない調味料だ。この50年の実りを今後さらに広めてほしい」とお祝いと激励の言葉を述べた。
主催者代表あいさつで茂木友三郎会長は、「アメリカ進出50周年という記念すべき年を迎えることができた。実はそれ以前からアメリカでも醤油は販売していたが、それはすべてアメリカ在住の日本人向けのものであった。一般のアメリカ人に対して、スーパーを通して我々の製品を販売し始めたのが50年前のこととなる。肉と醤油の相性は良く、特に『テリヤキ』が浸透することにより、醤油は成長を遂げていった。その後、ウィスコンシン州に醤油工場を設立し、さらにブランド力を向上。さらにはカリフォルニア州に第2工場を設立した。現在2工場の醤油生産量は、1973年当時のおよそ15倍にもなっている」とアメリカでの醤油の歴史を語るとともに、「海外で醤油を売るということは、日本の食文化を広めているということにつながる。今後当社はさらなる50年、そして100年に向けてさらにがんばっていきたい」と今後の抱負を強く語った。