【松山】広島市中区の民間卸業者と共同でネットによる酒販店リテールサポート(RS)を目指す愛媛県卸売酒販組合(戸田善丈理事長)は、来年1月の事業開始に向けて商品供給の中核となるホームページの構築スケジュールをまとめた。計画では、来月11月中に微調整したあと、年内までに商品を本登録し、会員もIDやパスワードを取得してシステムをアクセス可能にするという。
愛媛の卸28社で組織する同組合は、広島の酒販店でつくる「広島酒類商業協同組合」と連携。中小企業が多い流通業界で共同事業を進める「経営革新事業」の一環で、昨年8月末に愛媛で、今年6月に広島でそれぞれ合同の協議会を開いて内容を検討。ネットを使うことで、カタログの制作や配布を合理化するとともに消費者ニーズにあった人気商品を双方で共有できるメリットがある。
システムは、広島の業者側が持つウェブサイト「広島うまいじゃろう市場」(http://www.umaijaro.com)をベースに中央会の補助金50万円などを活用して地元のコンピューター関連会社に委託。数多くの商品や取引が処理できるデータベース機能も新たに装備する。今年8月に仕様を決定してから10月には商品の仮登録やテスト稼動に移っており、愛媛県卸売酒販組合は「卸の商品探しと小売店のヤル気の2つがポイント」(宇都宮勝征専務)と稼動の成果を注目している。