アサヒ飲料とカルピスは、両社の自動販売機事業を統合することで合意し、合弁事業契約を締結した。今年12月に両社で共同出資し、自動販売機事業を運営する新会社「アサヒカルピスビバレッジ(株)」を設立する。
新会社は、アサヒ飲料の連結子会社であるアサヒビバレッジサービスと、カルピスの連結子会社であるカルピスビバレッジ4社(本社、東京、阪名、西日本)およびカルピスベンディングサービス、沖縄カルピス販売を傘下に置く。
さらに、2008年4月に、アサヒ飲料の自動販売機事業部門を事業分割して新会社の傘下に加えることで、両社の自動販売機事業を速やかに一体化し、売上・利益両面でのシナジーを追求していく。
両社は、2001年から自動販売機における商品相互販売に関して提携し、「三ツ矢サイダー」「カルピスウォーター」などの主力商品を相互販売することで、自動販売機の販売力の強化に取り組んできた。今回両社は、従来からの相互販売を通じた良好な関係、営業形態の類似性、各々の商品相互補完性を活用し、自動販売機事業で大きなシナジー効果を得るため、両社の自動販売機事業を統合することを決定した。
今回の統合により、自販機台数の増加による売り場の拡大を図るとともに、コーヒーカテゴリーの「ワンダ」、炭酸カテゴリーの「三ツ矢」などのアサヒ飲料ブランド、乳性カテゴリーの「カルピスウォーター」をはじめとしたカルピスブランドなど、両社の強いブランド力を活用した商品構成によるパーマシンのアップ、スケールメリットを活用した効率化によるコスト削減などのシナジーを創出し、競争力のある自動販売機事業の構築を目指していく。
【アサヒカルピスビバレッジ概要】▽本社=東京都台東区▽代表取締役社長=仁平進(アサヒ飲料常務取締役)▽資本金=4億9500万円▽出資比率=アサヒ飲料80%、カルピス20%▽事業内容=自動販売機による清涼飲料水の販売等▽従業員数=1300人▽売上高=1000億円▽自販機台数=約18万台