ビール5社合計の9月分ビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は50万2000klで、前年の51万9000klに比べ3・2%のマイナスだった。各酒類の数量は、▽ビール=25万6000klで前年比3・6%減▽発泡酒=13万8000klで2・1%減▽新ジャンル酒類=10万8000klで3・7%減--の状況で、ビール系酒類3分野とも前年を下回った。9月は前年に比べ高温で天候に恵まれたが、ビールの業務用需要の低調(前年比6・5%減)が影響した。今年1-9月累計のビール類出荷数量は460万2000klで、前年同期の466万2000klに比べ1・3%減少した。このうち、▽ビール=252万2000klを出荷したが、前年比1・8%減▽発泡酒=115万3000klで2・6%減▽新ジャンル酒類=92万7000klで1・8%増--の状況で、新ジャンル酒類のみが前年を上回った。
ビール酒造組合と発泡酒の税制を考える会などがまとめた9月分のビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量は50万1967klで、前年同月の51万8546klに比べ3・2%減少した。
今年の9月は残暑が長く天候に恵まれたものの、ビールの料飲店需要が前年対比3・6%減少と振るわず、9月の出荷日数が前年より1日少なかったことも重なって伸び悩んだものとみられる。
各ジャンル別の9月分出荷状況と前年対比は、▽ビール=25万5843klで3・6%減▽発泡酒=13万8022klで2・1%減▽新ジャンル酒類=10万8102klで3・7%減--と、3ジャンルとも前年を下回った。
今年1-9月累計のビール類合計出荷数量は460万1564klで、前年同期の466万2472klに比べ1・3%減少した。
ジャンル別出荷数量と前年対比は、▽ビール=252万2088klを出荷したが、前年対比1・8%減▽発泡酒=115万2967klで2・6%減▽新ジャンル酒類=92万6509klで1・8%増--の状況で、新ジャンル酒類だけが前年を上回っている。
1-9月における各分野のビール類全体の出荷数量中の構成比は、ビールが54・8%、発泡酒が25・1%、新ジャンル酒類が20・1%で前年と大きな変化はない。
ビール酒造組合がまとめた9月分のビール市場動向によると、容器別販売動向の前年比と構成比は、▽びん=88・1%(構成比は22・3%で前年比2・1%減)▽缶=102・4%(44・6%で前年比2・6%増)▽樽・タンク=95・0%(33・1%で0・5%減)--となっている。1-9月累計では、▽びん=90・1%▽缶=103・5%▽樽・タンク=97・4%--の状況。
また、9月分の用途別販売動向の前年比と構成比は、▽業務用=93・5%(構成比は46・6%で前年比1・5%減)▽家庭用=99・2%(53・4%で1・5%増)--の状況。1-9月累計では、▽業務用=95・8%(構成比は44・5%で前年比1・1%減)▽家庭用=100・3%(55・5%で1・1%増)--で、ビール需要の低調は業務用需要の不振がひびいている。
ビール酒造組合は9月のビール市場動向について「9月は平均気温が高かったものの、前年比96・4%と前年を下回った。これは出荷日数が1日少なかったことが影響しているのと、業務用市場が93・5%と落ち込んだことが要因とみられる」と分析している。
また、発泡酒の税制を考える会が発表した9月分の発泡酒の市場動向は前年比97・9%と5カ月連続で前年を下回った。
発泡酒の容器別販売動向(前年比)は、▽びん=83・5%▽缶=98・5%▽樽・タンク=82・5%--で、缶商品の構成比は全体の96・6%を占め、1-9月累計でも缶の割合は96%を占めている。