【名古屋】宅配専門チェーン「わんまいる」を展開するファミリーネットワークシステムズ(堀田茂社長)は9月16日、名古屋市中区のイズミック本社で、同社とイズミックが業務提携を行い、今後イズミック本店、三重支店、知立支店、豊橋支店の管轄エリアで、「わんまいる」の事業展開を行っていくと発表した。
今回の業務提携は、かねて同社の協力卸として取り引き関係にあったヨシカワ酒販がイズミックの資本傘下に入ったことにより、実現したもの。この提携により、今後はイズミックが愛知、三重の2県で「わんまいる」新規加入店の開拓や商品配送を行っていく。これまで愛知県エリアでは昭和酒類販売がエリアパートナーとして業務を行っているが、両社の関係は今後も継続する。この提携について堀田社長は「これまでは1エリアに1卸という関係で運営してきたが、今回愛知エリアが昭和酒類販売とイズミックの2卸体制となったように、今後は他のエリアでもこうしたケースは出てくると思う」と語っている。
16日に行われた記者発表では、イズミックの北村博常務・営業本部長が「イズミックの歴史はリテールサポートの歴史でもある。昭和46年に全国初のコンビニエンスストア『ココストア』を立ち上げたのを皮切りに、酒販店プラスCVSの新業態『TAC-MATE』の展開など、一環して酒販免許にこだわったサポートを行ってきた。今年4月にヨシカワ酒販を子会社化したのを機に『わんまいる』と業務提携を結ぶことになった。今後の目標は初年度に30店舗をオープン、2年目にはヨシカワ酒販が展開してきた31店舗を合わせて100店を展開していきたいと思っている。また、当社の得意としている地酒やチルド商品を『わんまいる』の商材として取り入れていきたい」と今後の計画を述べた。
堀田社長は「イズミックの愛知県下の得意先は1万店を超えると聞いており、当社の経営理念である家族経営の酒販店の活性化に向けて、大きな力になっていただけるものと期待している。今後も年配層の消費者を中心に、スーパーには売っていない名産品やこだわりの食品を提案させていただき、お店がよみがえっていくために貢献をさせていただければと考えている」と強調した。