【金沢】全酒類食品総合卸のカナカン(金沢市袋町、桑島敏彰社長)は9月6、7日の2日間、恒例の「秋季総合企画商談会」を石川県産業展示館で開催した。今年は酒造メーカーなど766社が出展。酒販店関係者、スーパー、量販店、コンビニエンスストア、などが2日間で約2600人来場した。
今回は「食のバランス」をテーマとし、メタボリックシンドロームに対応した商品コーナーや、安全・安心を重視したブースを展開。食事のバランスガイドを掲げ、献立の提案や、カロリー・糖質オフなど健康志向の酒類を特集したコーナーも人気を呼んでいた。
酒類部門では「和リキュール」コーナーで主に梅酒を展示。「今年は地酒仕込みの梅酒も人気で、和リキュール全体のレベルが上がってきた」(同社)とし、消費者の二極化から原料にこだわった1ランク上のものを揃え、鍋物と一緒に飲む梅酒の相性提案もしていた。なお、梅酒のほか柚子、かぼす、カシス、あんずなどの酒も展示していた。
また、日本酒ブースでは石川県酒造メーカーの22銘柄が「ひやおろし」コーナーで中庸(ちゅうよう)の節句に菊の酒を浮かべる飲み方で日本酒の活性化を図っていた。「生販三層で協力し、一本化して石川県の日本酒を盛り上げていければ」とし、「昨今の飲酒事情から試飲できない分、説明しやすい特色があるものを重点的に置いている」(同社)と話す。
焼酎ブースでは味が濃く、個性的な商品を主に取りそろえた。「長期樽貯蔵酒など特色・ポリシーを持つと消費者に理解してもらえる」(同社)とのこと。
ワインブースでは「国産100%ワイン」コーナーを設置。産地呼称、健康をキーワードとし、消費者に安全・安心を届ける地元20銘柄のワインを中心に展開した。
ほかにもモンドセレクション受賞コーナーや酒器を特集したコーナーもあり、会場全体が賑わいをみせていた。