7月分の全国単式蒸留焼酎の課税出荷数量は4万3000klで、前年同月比4・7%の増加と4カ月連続でプラスを維持した。いも焼酎は大手メーカーの値上げ前仮需要が大量に出たこともあり、1万7000klを出荷し前年同月に比べ22%の大幅な増加となり、依然として高率の伸長を維持している。今年1-7月累計の単式蒸留焼酎出荷数量は30万9000klで前年同期の30万2000klに比べ2・5%増加の中で、いも焼酎が前年同期対比18%増伸を持続している。
日本酒造組合中央会がまとめた7月分の全国単式蒸留焼酎課税移出数量は4万2558klで、前年の4万649klに比べ4・7%増加した(前年確数4万3240klに対しては1・6%の減少)。今年4月以降4カ月連続のプラスとなり、いも焼酎が全体を引っ張っているとみられる。
主産地の九州7県と沖縄県の(泡盛)の7月分出荷数量と前年対比は次のとおり。
▽福岡県=3378klで前年比7・6%増▽佐賀県=291klで10・1%増▽長崎県=322klで6%減▽熊本県=2038klで7・5%減▽大分県=9861klで1・3%増▽鹿児島県=1万2325klで4・1%増▽宮崎県=9184klで14・1%増▽沖縄県(泡盛)=2338klで4・9%減--の状況。
主な原料別単式蒸留焼酎の7月分出荷数量と前年対比は、▽さつまいも=1万7012klで前年対比22・1%増▽米=4645klで5・6%減▽麦=1万7938klで3・7%減▽そば=1199klで6・7%減▽酒かす=75klで9・8%減▽その他の原料=1689klで6・8%減--となっている。前年を上回っているのは「いも焼酎」だけで、前年対比22%の大幅増加を続けている。
今年1-7月累計の単式蒸留焼酎課税移出数量は30万8961klで、前年同期の30万1512klに比べ2・5%増と安定成長を続けている。
同期間における主な原料別単式蒸留焼酎の出荷数量の前年同期比は、▽さつまいも=117・9%▽米=94・7%▽麦=97・8%▽そば=96・9%▽酒かす=88・7%▽その他=101・7%--の状況で、いも焼酎が18%増と高率の伸長を持続している。