霧島酒造 新工場で仕込み開始 安定した品質管理を実現

 【宮崎】霧島酒造(都城市下川東)が昨年12月から更新工事を行ってきた本社工場が7月31日に竣工。8月4日から仕込みを開始した。

 同社の本社工場は、平成3年に大掛かりな改善工事を行い、製麹や甘藷処理については、設備の更新を行ったが、仕込みと蒸留棟については配置換えを行ったものの、設備の更新は行っていなかった。

 今回の更新工事では、古くなっていた工場建物の建て替え、発酵タンクの更新なども行い、昨年完成した同社の志比田工場の増設工事で培った知識と経験を生かし、「従来以上に発酵管理の充実を図り、より品質の高い製品の安定した供給を行っていく」(同社)としている。プラントの設計・施工はフジワラテクノアートが担当した。

 更新した本社工場は、生産能力は4万石(年間100日稼動)で、能力は更新前と同じ。建物は鉄骨2階建てで、壁と屋根を多重構造にすることで、機密性・保温性に優れたものとしたほか、換気能力も従来の2倍に高めた。

 新たに導入した仕込みタンクは、酒母タンクがステンレス製12kl28基、もろみタンクが同45kl40基。いずれもジャケットタンクとしたことで、温度管理をむらなく効率的に行うことができ、安定した発酵管理が行えるようなった。

(掲載日:2007年08月31日)

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