ジャパン・フード&リカー・アライアンス(JFLA)は、水産卸大手の築地魚市場株式会社とのコラボレーションにより、解凍後も活魚と変わらない鮮度維持を可能とするCAS方式による冷凍の天然高級鮮魚の業務用供給事業を開始した。またこれに伴い両社は、7月19日付で高級活・鮮魚事業部門において業務提携を締結した。
JFLAグループでは、これまで一部しか取り扱いのなかった高品質の冷凍鮮魚商品を築地魚市場の協力により、7月から新商品として全国のホテルやレストランに対して供給を開始した。新たに供給する商品は、CAS方式によって冷凍した天然高級鮮魚で、旬の時期に集中して漁獲される鮮魚を用いているので、年間を通じて安定的な価格を実現しており、さらに品質や味の面でも優れている。また、フランス料理やイタリア料理などの食材として、魚をフィレや頭などの部位におろし、使いやすい形態に加工して提供するため、無駄なく使用できることも同商品の長所となっている。
今回の冷凍鮮魚供給ビジネス開始に伴い、JFLAグループは新たなメンバー企業として株式会社ブルーゲイツを設立。ここは、築地魚市場とJFLAグループ間の窓口として、鮮魚の選別や集荷、新製品の開発、市場との交渉などを行う。
今後の展開については、当初商品ラインアップをCASシステムによる5品目でスタートするが、今後顧客ニーズを吸い上げることにより、商品アイテムの増加と当該商品の優位性をマーケットに対して積極的に訴求、売り上げの増加を図る。これにより、JFLAグループの鮮魚ビジネスは、既存事業と合わせ初年度(2007年10月~2008年9月)でトータル約8億円、次年度(2008年10月~2009年9月)で約12億円規模を目指す。
【築地魚市場の概要】▽主な事業内容=<卸部門>生鮮魚介類、加工水産物の集荷販売<附帯部門>冷凍冷蔵保管業、賃貸業▽設立=1948年3月▽資本金=20億3700万円▽所在地=東京都中央区築地5-2-1▽代表者=鈴木敬一代表取締役社長▽連結売上高=872億円(2007年3月期)