日本リターナブルびん普及協会 第8回総会 Rびんの利用促進

 日本リターナブルびん普及協会は6月25日、第8回定時総会を開催し、平成18年度事業報告、同年度決算報告を承認するとともに、平成19年度事業計画と収支予算を原案どおり可決の後、役員改選を行い、渡辺四朗会長を再選した。

 渡辺会長は、総会冒頭でのあいさつで次のとおり語り、720mlRびんの普及に全力投球すると強調した。

 渡辺四朗会長=前期で500万本の市場投入を達成し、20%のペースで伸びて来たが、今期は8%増加とスローダウンした。われわれの活動には、まだ甘さがあるし、手をつけていない地域も多い。清酒業界の低迷がいまだに止まらないのが大きな要因だ。小びん化の傾向などを考えれば、もっと720mlびんが伸びてもよいと思う。新潟、仙台、岡山地区などでは、回収びんの再利用が始まり、徐々にわれわれが考えていたリサイクルの方向に向かっており、新潟県の場合は、東京市場に近いので東京のびん商からの返りびんがかなり増加して来ている。今後、回収をもっとスムーズにするべくP箱の投入が必要だ。大手酒造メーカーの考え、空気も変わってきている。当普及協会は720mlRびんの普及、活用のため独自のホームページを立ち上げて、各自治体との提携、酒造組合中央会、関係団体への運動を地道に続けて行きたい。われわれの活動を酒造組合中央会も評価していると感じている。今期の目標は、ホームページを活用するなどで、空白地域の酒造業者に対する啓蒙活動を展開し、1日も早く、点から面の利用状況にして行き、なんとか「1000万本」まで普及活用を図りたい。それには製びん協会の協力とびん回収の円滑化、高率化のためP箱の普及推進が必要だ。

 同日の総会で可決した「平成19年度の事業計画」は、次のとおり。

 平成18年度は、720mlR新びんの投入数量が約8%と低い伸び率にとどまり、総投入数量は約2300万本になった。この伸び率の低下はこれまでの活動により、かなりの数量の回収びんが市場に出回り、実際に回収びん利用(リユース)が増加してきたことによるもので、これを機に720mlRびんの認知度を向上させるためにホームページを開設する。生産者・消費者に対するリターナブルびんの普及啓蒙活動を推し進め、より一層のリターナブルびんの利用促進を図る。また、計量法廃止に伴う1・8l丸正びんの動向に注視し、引き続きガラスびん協会や全国びん商連合会など関連各団体との連携を深めて行く。

 同協会が発表した平成18年度の720mlRびんの出荷数量は総計550万8532本で、主な県の出荷本数は、▽新潟県=399万6610本▽福島県=32万2368本▽岡山県=14万2416本▽北海道=8万6340本▽栃木県=3万3268本▽宮城県=64万4508本▽長野県=11万1766本▽熊本県=3万2722本▽富山県=1万9016本▽大阪府=1万9990本--の状況。

(掲載日:2007年07月09日)

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