キリンビールは、上半期の概況と下半期の戦略について、次のとおり発表した。
【上半期の概況】▽ビール=45万1398kl(0・5%減)▽発泡酒=38万2843kl(6・3%減)▽新ジャンル飲料=23万5080kl(0・5%減)▽合計=106万9320kl(2・7%減)
ビール、発泡酒、新ジャンル飲料の合計は、昨年の2ケタ増の裏返しもある中、「ザ・ゴールド」発売などによるビールの好調や、新ジャンルでは「のどごし生」の健闘、「良質素材」の発売もあり、若干のマイナスにとどまった。ビール計は、「ザ・ゴールド」が大きく寄与したこともあり、業界平均を上回り前年並みにとどまった。上半期では2001年以来、6期ぶりのシェアアップを果たした。また、プレミアムビールの「ブラウマイスター」「ハートランド」も好調に推移。発泡酒計は、業界同様にマイナスとなったものの、「淡麗グリーンラベル」「淡麗アルファ」が対前年プラスとなり、発泡酒全体をけん引した。新ジャンル飲料は、前年並みに推移。「良質素材」は発売から5週間で148万ケースを販売した。
【下半期の戦略】ビールは、お盆・年末年始といった最需要期と季節商品発売時に活動を集中。中元期・お盆前の持ち帰り需要にあわせてデザインボックスを発売するほか、大びん6本セットを展開。また、7月11日にはプレミアムビール「ニッポンプレミアム」、8月には発売17年目となる「秋味」、9月には黒ビールの楽しさを広げる「一番搾りスタウト」を発売し、消費者のニーズに対応していく。
発泡酒は、定番の「淡麗」シリーズ3品種を中心に、発泡酒ナンバーワンの地位を強固にする。上半期プラスとなった「淡麗グリーンラベル」「淡麗アルファ」のほか、「円熟」「円熟黒」など消費者への商品価値の訴求をさらに強化する。
新ジャンル飲料は、引き続き「のどごし生」を中心に、麦のうまさにこだわってつくった「良質素材」とあわせて、年間カテゴリーナンバーワンとしてさらに圧倒的な地位獲得を目指していく。
【主要ブランド別の販売動向】▽「ラガー」計=1396万ケース(13・5%減)(「ラガー」は1127万ケース、12・0%減、「クラシックラガー」は268万ケース、19・0%減)▽「一番搾り」計=1661万ケース(2・4%減)▽「ザ・ゴールド」=319万ケース▽「淡麗」計=2629万ケース(1・2%減)(「淡麗生」は1645万ケース、6・2%減、「淡麗グリーンラベル」は873万ケース、9・3%増、「淡麗アルファ」は111万ケース、1・8%増)▽「円熟」計=363万ケース(24・8%減)▽「のどごし生」=1691万ケース(9・1%減)▽「良質素材」=148万ケース▽「氷結」=1282万ケース(24・3%減)