ビール大手5社合計の5月分のビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の総合計課税出荷数量は51万8323klで、前年の49万2885klに比し5・2%増加した。
ビールは27万5394klを出荷したが前年比4・2%減少し、前年5月が酒税の微減税により出荷が増えたことの裏返しによるものだ。発泡酒は13万5814klを出荷したが、前年比4・7%減少。新ジャンル酒類は10万7115klで、前年の6万2823klに比し70・5%の大幅増加となった。これは、前年5月が酒税増税前の仮需要の反動で20%減少となったことと、新商品の上乗せが寄与したもの。ビールは好天に恵まれたものの、3カ月ぶりに前年を下回り、発泡酒も2カ月ぶりに前年を下回った。
今年1-5月累計の出荷状況は、▽ビール+発泡酒+新ジャンル酒類の合計=225万7404klで、前年同期の228万2004klに比し1・1%減▽ビール=121万852klで0・8%減▽発泡酒=59万2861klで1%減▽新ジャンル酒類=45万3691klで、1・9%減少--と減率が大幅に縮小した。
ビール酒造組合がまとめたビール市場動向によると、今年1-5月累計の容器別販売動向(前年比)は、▽びん=90・5%▽缶=106・1%▽樽・タンク=98・6%--で構成比は、▽びん=26・2%▽缶=42・2%▽樽・タンク=31・6%--の状況。用途別販売動向は、業務用が96・6%、家庭用が101・7%(構成比は業務用が47・5%、家庭用が52・5%)となっている。
また、発泡酒の税制を考える会がまとめた1-5月累計の発泡酒の容器別販売動向(前年比)によれば、▽びん=91・9%▽缶=99・4%▽樽・タンク=88・9%--で構成比は、▽びん=0・4%▽缶=96・0%▽樽・タンク=3・6%--となっている。用途別販売動向(前年比)は、業務用が90・8%、家庭用が99・3%の状況。