【高松】香川の玄関口・サンポート高松で5月16、17両日、飲食店に業務用商材をPRする県内初の「総合展示・提案会」が大手業務用酒販店「久本酒店」(高松市上天神町、佐藤哲也社長)の主催であり、得意客の経営者ら多数が来場して酒類食品など業務用商品を品定めした。店舗開発会社の空間計画(株)野口信一社長ら2氏による人材育成などの講演もあり、店員を雇用する参加者らは熱心に聴講した。
展示会は今年創業100周年の同店が感謝を込め、商売人らしく関西弁で「頑張って、ようけ儲かるように、立派になるように、応援しまっせ」と単語の頭文字を並べて「GYRO(ジャイロ)2007」と命名。高松シンボルタワーのホール棟1階展示場にカラオケ・厨房機器・店舗設計などサービス関連や酒類・飲料・食品の計70社が出展。県初のオリジナル酒米「さぬきよいまい」と特産品でつくったコンペ用の地カクテル4種も一堂にお披露目された。
タワー棟6階かがわ国際会議場では初日、飲食専門雑誌「日経レストラン」遠山敏之編集長が講演。早大卒で日経BP社入社後「日経ビジネス」「日経ベンチャー」の経歴もあり、講演では面接やリーダーの重要性など人材育成に焦点をあてながら外食と中食でビジネスを考える提案などで聴講者から注目を集めていた。
明治40年創業の久本酒店は年商24億円で、業務用が8割を占める。地元最大級のワインセラーを整備するなど四国を代表する大手酒販店で、価格競争を脱却。
今回の展示会は「予想以上に目的をはっきり持った来場者が多かった」(出展メーカー)と評価が高く、佐藤社長は「飲食店に繁盛してもらえれば」と期待を話していた。