3月分のビール系酒類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の総合計出荷数量は、51万3千klで前年比0・5%の微減だが、ビールは前年比2・5%増加し、4カ月ぶりに前年を上回った。発泡酒は12万5千klを出荷したが、8・2%減少し3カ月ぶりにマイナスとなり、新ジャンル酒類は1・4%増加した。今年1-3月(第1・四半期)累計のビール系酒類の課税出荷合計数量は123万kl強で、前年同期の123万klに比し0・1%の微増。前年と横ばいの状況で、その中でビールは0・7%微減、発泡酒も横ばいだが、新ジャンル酒類だけが約3%増加した。
大手ビールメーカー5社合計の3月分ビール系酒類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)の課税出荷数量と前年対比は別表のとおり。総合計は51万2554klで、前年の51万5200klに比し0・5%の微減。
ジャンル別の出荷状況は、▽ビール=28万6095klで、前年の27万9019klに比し2・5%増加▽発泡酒=12万4589klを出荷したが、前年の13万5723klに比し8・2%減少し、3カ月ぶりに前年を下回った▽新ジャンル酒類=10万1870klで、前年の10万458klに比し1・4%増加した。
今年1-3月累計(第1・四半期)の出荷状況は、▽ビール=65万8413klで、前年同期の66万3184klに比し0・7%の微減▽発泡酒=32万6932klを出荷したが、前年の32万7351klに比し0・1%の微減で前年並みにとどまった▽新ジャンル酒類=24万5966klで、前年の23万9064klに比し2・9%増加--の状況で、新ジャンル酒類だけが前年より伸びている。
今年第1・四半期のビール系酒類(ビール・発泡酒・新ジャンル酒類)総合計の課税出荷数量は123万1311klで、前年同期の122万9599klに比べては、0・1%の微増にとどまっていて、前年とほぼ横ばいの状況。
今年の3月は、中旬に冷え込みが厳しかったが、各社の新商品発売(<キリン>ザ・ゴールド、グランドエール<サッポロ>エビス・ザ・ホップ<サントリー>ザ・プレミアム モルツ小びん)や積極的な販促策などにより、ビールは前年比2・5%プラスと4カ月ぶりに前年を上回った。
ビール酒造組合がまとめた3月および1-3月のビール市場動向(前年比)によると、今年1-3月のビールの容器別販売動向は、「びん」が90・7%、「缶」が106・4%、「樽・タンク」が98・8%。
容器別構成比は、「びん」が27・1%(前年29・7%)、「缶」が40・7%(38・0%)、「樽・タンク」が32・2%(32・3%)。
1-3月のビールの用途別販売動向(前年比)は、業務用が96・6%、家庭用が102・0%。構成比は、業務用が48・7%(前年50%)、家庭用が51・3%(50%)の状況。
なお、発泡酒の税制を考える会がまとめた今年1-3月における発泡酒の容器別販売動向(前年比)は、「びん」が81・1%、「缶」が100・3%「樽・タンク」が91・4%。容器の構成比は、「缶」が95・8%(前年95・5%)、「樽・タンク」が3・8%(4・1%)で、発泡酒の容器は、缶が大部分だ。