香川県清酒鑑評会で秀11点、優7点

 【高松】香川県の酒造メーカーが今シーズン造った新酒の出来栄えを見る平成19年「清酒鑑評会」が3月8日、高松市古新町の香川県酒造組合(西野信也会長)であり、4社6蔵が出品した吟醸酒18点のうちきき酒の官能審査で最高位の秀に11点、次いで優に7点が選ばれた。従業員ら7人が市販酒10点をマッチング方式で当てる「きき酒競技会」は、西野金陵の女性社員佐々木知子さんが優勝した。

 同組合の組合員数は全8社10蔵で、今期の実製造場は6社8蔵。鑑評会にはうち4社が審査対象外の参考酒6点を含む24点を出品。高松国税局鑑定官室の須藤茂俊室長を審査委員長に6人で味や香りをきき酒で調べた。同県の昨年12月期課税移出数量は前年比5・8%減の2175klで、今期18年BY6月期製造量は前年より10・6%多い1万9117俵(1147t)を原料米にアルコール20度換算で9・3%増の1984klを見込んでいる。

 鑑評会では、26日の発売会見を前に県初の新酒米「さぬきよいまい」で造った酒は出品されなかったが、最高位の秀と優だけで良と可がない優秀な成績。佐々木さんほか2位糸川智恭氏(西野金陵)3位小林知彦氏(岡田酒造)ら上位入賞を称えたきき酒競技会表彰のあと、須藤室長は講評で「吟醸酒はカプロン酸エチルなど調和した香りで、飲んでも満足出来る。暖冬の今年は難しい酒造りだったが、コメや醪がよく溶けて後半に出がちな渋味や苦味もうまく調和し、旨味や甘味が多くて濃くまとまりがある酒。参考酒も風味が良かった」と評価した。

(掲載日:2007年03月13日)

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