総務省統計局が発表した、平成18年年間の全国1世帯あたりの家計消費支出状況によると、酒類への家計支出金額は4万3032円で、前年の4万5355円に比し5・1%減少した。家庭用酒類需要は、ここ数年、逐年前年割れの状況が続いており、景気が回復軌道に乗っているとされる中でも、末端の酒類需要力は、まだまだ弱い状態から抜け出せない。
平成18年の酒類家計支出金額を主な酒類別にみると、▽清酒=7335円で前年比3・5%減▽焼酎=6543円で3・7%減▽ビール=1万6096円で6・4%減▽ウイスキー=1236円で3・7%減▽発泡酒=5573円で14・5%減▽ぶどう酒=2323円で12・2%減--の状況で、ビール系新ジャンル酒類や低アルコール飲料などの「その他の酒類」が、3925円で前年比18%増加している以外は、すべて軒並み前年割れとなっている。
また、18年の外食への1世帯あたり家計支出は16万951円で、前年に比し1・3%減少し、その中で、外食における飲酒代は1万6668円で、前年に比し4・9%減少している。業務用酒類の消費の勢いも、まだ鈍いのが現状だ。