
【熊本】(資)大和一酒造元(人吉市、下田猛代表)は、球磨焼酎と直燗できる酒器をセットにした「大和一・直燗酒器揃」を2月11日に発売した。
これは、球磨焼酎の最も伝統的な飲み方でありながら、現在、全く行われなくなった「ストレートの直燗」を、家庭でも手軽に楽しめるように考えられたセット。球磨焼酎の伝統的な甘く深い味わいを実現した同社の焼酎「大和一」(昨年11月発売)を直燗することで、古き良き球磨焼酎本来の味わいがたん能できる。
使用する酒器は、伝統的な「ガラ」と「チョク」。アルコール度30度以上という度数の高い球磨焼酎を、水などで割らずにそのまま「ガラ」に入れて直燗、つまり火鉢など直火にかけて温めてから、小さな杯「チョク」で少しずつ味わうのが、本来の球磨焼酎の飲み方だった。しかし、30年ほど前から、お湯割りが一般化し、現在はロックや水割りが多くなり、常圧蒸留の球磨焼酎には物足りなく感じられるという。直燗することにより、本来の深みのある味わいを最も良く引き出してくれる。
今回発売の直燗セットは、料亭などで利用される一人用鍋に使うコンロと同じ要領で気軽に使えるもの。小さなコンロの中で固形燃料を燃やし、球磨焼酎「大和一」を入れた「ガラ」をその火にかけ、3分ほどで燗がつく。付属の火消しで火を消せば、そのあと数回火をつけ燗をつけることができるなど、気軽に球磨焼酎の直燗の味わいが楽しめる。
▽内容=球磨焼酎「大和一」1本(720mlびん、アルコール度30度)、ガラ1個、チョク(小1個・大2個)、コンロ1個、敷板1枚、火消し1個、固形燃料2個▽価格=5000円