【滋賀】キリンビールは、西日本の少量多品種製造および近畿圏の中大量品種供給拠点としての役割を果たすことを目的に、2月から滋賀工場のリニューアルに着工する。
滋賀工場では、2010年までに約200億円を投じて、仕込設備の更新、発酵・貯蔵タンクの増設、少量品に適した濾過設備の導入など、醸造設備を中心としたリニューアルを行い、生産能力も13万klから20万klに増強する。これにより、滋賀工場は西日本の少量多品種製造拠点でありながら、近畿圏の中大量品種供給拠点としての役割を果たすとともに、高機能で生産性の高い工場として生まれ変わる。
また、工場のエネルギーを重油から天然ガスへと転換し、これまで培われた同社の環境技術を集大成した省エネルギー設備を導入することで、さらなる省エネルギー、CO2排出量の抑制、再資源化を推進する。
同社は、より高品質な商品の安定的な提供と生産性の向上を目指して、工場のリニューアルと再編成を進めてきた。今回のリニューアルでは、消費者の嗜好の多様化に応えるための少量多品種製造能力を増強するとともに、中大量品種製造にも対応できる設備の実現を目指した。醸造設備では、従来の100kl仕込設備の更新に加えて、50kl仕込設備一式を追加し、また発酵・貯蔵タンクの半数を小型タンクにするなど、少量多品種をより効率的に製造し、これまで以上に高品質で低コストの工場を実現する。