2006年度九州地区(平成18年1-12月、対象地域はアサヒ、サントリーが沖縄除く7県、キリン、サッポロが含む8県)のビール類販売概況は、キリンとサントリーが前年度をクリアしたが、アサヒ、サッポロは前年実績に届かなかった。プレミアムビールなど付加価値の高い商品の好調などにより、ビールは回復基調にあるようだ。
ビールはサッポロ、サントリーが前年度をクリア。ビール類全販売に占める構成比はサッポロが昨年より6%プラスとなり、サントリー、アサヒは同率、キリンは縮小となった。発泡酒はキリンのみが前年数量を達成。新ジャンル商品は先発のサッポロがマイナスとなったものの、ほか3社は2ケタの増加となっている。
主要ブランドの別では、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」が大幅増加しているのが目立っており、商品特徴のわかりやすいものが伸びているといえそうだ。また、新アイテムの投入も積極的に行われた1年だった。
容器別動向では、アサヒ、キリンが缶を伸ばし、樽ではアサヒとサッポロが順調に推移した。
07年販売目標は、アサヒ、キリンが全ジャンルでプラスを目指す、強気な姿勢を示しているが、高付加価値商品の好調などを受け、各社とも全体として3~7%のプラスを目指している。